top of page

コーヒーの香り:最高の一杯を引き出す4つのコツ

毎日飲むコーヒー、香りで気分が変わる——そう感じたことはありませんか?


あの香りには奥深い世界が広がっています。


例えばですが、コーヒーと並ぶ嗜好品のワイン。

実はワインよりもコーヒーの方が香り成分は多く含まれている事をご存知でしょうか?



ワインの場合、1杯のグラスの中に200種類以上の香り成分が含まれています。


一方で、コーヒーの香りは800以上もの成分から構成されています。



この事から、コーヒーの香りを引き立たせる事は

コーヒーを味わう時に重要だと言えるでしょう。


今回はコーヒーの香りを最大限に引き立たせる方法をお伝えいたします。



コーヒーの香りはいつ感じられる?

コーヒーは豆を挽く時〜飲む時までの間に、様々な香りを楽しめます。


挽く時の香りを「フレグランス」

抽出後の香りを「アロマ」

飲む時は「フレーバー」などと、呼び分けられることもあります。



商品説明にある香りの表現とは?

商品説明に「フルーティーな」「チョコレートのような」というような表記は口に含んだ時の香り、

つまりフレーバーを表しています。

(当店のオンラインショップでは風味特性や紹介文冒頭に表記しています。)


そのため、商品説明に書いてあるフレーバーから

大まかな香り・味を想像する事が出来ます。


商品説明の表記からわかる香り・味の特徴をまとめてみました。購入の参考にしてみてください!

 🍓ストロベリー・ブルーベリー→強い酸味がある

 🍊オレンジ・レモン→さわやかな酸味

 🌸ジャスミンなど花→ほのかな酸味


 🍫チョコレート→コクがある

 ☕️ナッツ→香ばしい苦味が特徴



コーヒーの香り成分とは

コーヒーの香り成分は画像の右側に書かれている、様々な成分がコーヒーの香りを生み出しています。


この画像で注目していただきたいのは真ん中のグラフです。

右に行くにつれて、深煎りとなり、

焙煎度によって抽出される香り成分が異なっています。


出典:コーヒー おいしさの方程式


つまり、焙煎度によって香りが変化します。


あなたはコーヒー専門店に行って、「浅煎りですか?深煎りですか?」など、

焙煎度に関する質問をされた事はありませんか?


これは、お客様のお好みに応える事に加えて、

コーヒー豆の良さを最大限に引き出すための、とても大事な質問です。



コーヒーは好きだけど、自分の好みがよくわかっていない。

そんな方には「中煎り」がおすすめです。


購入の際はぜひ、お店のプロに相談してください。



 

P-craft珈琲豆店では、だしソムリエの店主が香り・味をプロファイリングした、

適切な焙煎度でコーヒー豆を提供しています。



※オンラインショップ・店舗ともに、注文を受けてから焙煎するため、

焼きたてのコーヒー豆をお楽しみいただけます。

 


コーヒーの香りを楽しむコツ4選

焙煎日がわかるコーヒー豆を買う

焙煎後、コーヒー豆は時間とともに香りが失われます。

そのため、焙煎日がわかる豆=新鮮な豆を選ぶことが重要です。


購入の際は当店のように、提供直前にコーヒー豆を焙煎してくれるお店で買うのがベストです。


また、豆を挽いた後は香りが急速に減少するため、飲む直前に挽くことをお勧めします。



適切な挽き方

コーヒー豆の挽き方も香りに影響を与えます。粗挽き、中挽き、細挽きのバランスを考慮し、

使用する抽出器具に応じた挽き方を選ぶことが大切です。

例えば、フレンチプレスでは粗挽きが適していますが、エスプレッソでは細挽きが必要です。



また、微粉が出にくいミルを使用する事もポイントです。

微粉は過度な苦味・雑味の原因となり、香りのバランスが崩れてしまいます。


フードプロセッサーのようになっている、ブレードカッター式(プロペラ式)のミルは

微粉が出やすいのでお勧めしません。


下に貼った写真はおすすめのミルです。

左からオーシャンリッチカリタ・ハリオというブランドの物です。



温度管理

コーヒーを淹れる際のお湯の温度も香りに影響します。

理想的な温度は85〜96℃で、これにより香り成分が効果的に抽出されます。

また、コーヒーカップを事前に温めておくことで、香りをより楽しむことができます。



挽いた粉を30秒蒸らす

ドーっと一気にお湯を注いで抽出していませんか?

ドリッパーに粉をセットして、粉表面をお湯で濡らしたら、30秒ほど待ってください。


少量のお湯を粉全体に染み込ませることで、粉の内部まで湯が通るようになり、

おいしさも香りも余すことなく抽出できます。


新鮮なコーヒー豆はポコポコとハンバーグみたいに膨らんでくるので、観察するのも楽しいですよ。



香りを引き立たせる工夫で、コーヒーはもっと楽しくなる

コーヒーの香りは、ただの「匂い」ではなく、味わいを構成する大切な要素です。


自分の好みに合った焙煎度を見つけたり、挽き方や温度にこだわってみたり。

香りを引き出すちょっとした工夫を取り入れることで、

いつものコーヒータイムが「特別な時間」に変わります。


ぜひ、取り入れられるポイントから試してみてください!



P-craftコーヒーでは香りの違いを体感できる、トライアルセットをご用意しています。

香りの違いをぜひご堪能ください。


 
 
 

Comentarios


bottom of page